SPEC ― 人望を勝ち取るためのチカラ ―

Today's topic 「分かりやすい」は神スキル

どうも、ナカムラショウです。

 

さて、昨日公開したChapter2ですが、もう見てもらえたでしょうか?

まだの場合はこちらからどうぞ。

 

『THE SPEC』Part.2

必聴ポイント

  • 極めて分かりやすい話をする方法
  • 【必殺技】具体と抽象
  • キャバクラでの会話事例
  • 支持されるリーダーの秘密はこれだけ

etc・・・

 

Part.2ではSPECマスターにとって必須のスキル、『具体と抽象』という概念について触れました。

 

この『具体と抽象』という概念は、あなたも意識・無意識関わらず日常的に使っているスキルです。

別に特別なものではありません。

 

というか、この概念がないと僕らは会話もできないし、全てのコミュニケーションが取れなくなります。

なので、『具体と抽象』が存在しない世界・・・なんてものは無いんですけど、このスキルを「うまく使っている人」はかなり少ないのが現状です。

 

例えば、会話1つとってもそう。

セミナー動画では、キャバクラの例を出しましたよね。

 

キャバ嬢に会うと決まって「お仕事は何されているんですか?」と聞かれます。これは彼女たちの社交辞令です。

まあ、初対面ですし、話を広げるために、そして会話を温めるために、こういう当たり障りのないところから入っていくのは、セオリーっちゃセオリーですけどね。

 

じゃあ、こういう時どう答えるのが空気を読んだ答えなのか?

 

いきなりボケをかますのか?

正直に普通に答えるのか?

ちょっとはぐらかすのか?

 

色んなことをしている人をキャバクラでも見かけますけど、今回は相手と抽象度を合わせる「空気を読んだ答え」という意味で考えてみましょう。

 

例えば、

「お仕事何されているんですか?」
女性
女性
男性
男性
「サラリーマンです」

・・・こう答えた場合。

 

これだと抽象的すぎて、相手に伝わらないかもしれませんね。

別に悪くはないですよ。

ただここから会話を広げたいと考えている相手(キャバ嬢)にとっては、もう少し具体的な情報を与えてあげたいところです。

 

悪いわけじゃないけれど、こういう回答をしてしまうと、どこか「空気が読めない」というか、「会話する気がないんじゃないか?」「機嫌が悪いのだろか?」などの印象を持たれてしまうことにもつながるので、要注意です。

 

ちょっとしたことです。

 

例えば、

男性
男性
「不動産関係の会社で働いていて、営業やってるんだよね。」
男性
男性
「毎日お客さんの対応大変で」
男性
男性
「お互いめんどうな客にストレス溜まってるわけだ笑」

みたいな。

 

「会話の抽象度を相手に合わせてあげる」ということをするだけでも、「この人は気が利く」とか「空気が読める」などの評価につながっていきます。

 

かなり簡単な例で話ましたけど、これは日常の全てのコミュニケーションで起こり得ることです。

 

「相手に合わせた具体と抽象レベル」でコミュニケートしていくことで、「この人は感覚が合う」とか「気が合う」とか。

そういうところにも波及していくので、甘く見ない方がいいですよ。

 

そーですね・・・。

 

例えば、別の例でいうと、誰かに何かを説明しなければいけない時。

後輩への指導・クライアントへのプレゼンなどのシーンでも具体と抽象は役に立ちます。

 

1つ例を挙げると、恋愛に悩んでいるクライアントさんにアドバイスした時の話です。

その方は「女性の気持ちが理解できない」という話をされていたのですが、僕がその時言った答えの1つが

ナカムラショウ
ナカムラショウ
「女は水・男は火」みたいなものなので、男女の気持ちの高ぶりには本能的に差があるんですよ。

こんなことを言った覚えがあります。

この話をした時に、その方は「心底納得した」という反応をされていました。

 

いいでしょうか。

 

ここに具体と抽象の全てが詰まっています。

 

相手が理解しかねることを説明し、理解してもらう時。

自分の持っている知識をそのまま渡しても相手は理解してくれません。

なぜなら、たとえ「それを知った」としても、「感覚」には入ってこないからです。

ナカムラショウ
ナカムラショウ
「女は男よりも気持ちの高ぶりが遅いんですよ」

と説明してもよかったと思います。

 

ですが、これでは片手落ち。

分かりやすいとは言えません。

 

そこで持ち出すツールが「例え話」です。

 

これはSPECセミナーの後半でも詳しく解説しているのですが、秀逸な例え話は強力なツールとしてあなたを助けてくれます。

今回の例でいえば、女性の気持ちを「水」で例えて、男性の気持ちを「火」として話していますよね。

 

「水」は温まりにくく、冷めにくい

「火」は瞬間的に点き、消える

 

これは子供の頃からの経験で「感覚的」に分かりますよね。

この感覚に訴えると相手の理解は何倍にも増し、立体的(知識・感覚・体験)になります。

 

  • 相手がすでに“体験”したことがあること
  • 相手がすでに“知識”として持っているもの
  • 相手がすでに“感覚”として持っているもの

 

具体と抽象スキルを使って、これらを結びつけてあげるんです。

これができる人は「分かりやすい!」という評価をもらうことができます。

 

僕は誰かをコンサルする時は、自然とこれを意識しています。

セミナーをする時もそう。

コンテンツを作る時も同じです。

 

手前味噌で恐縮ですが、これをしているからこそ、僕の話は多くの人に「分かりやすいです」とか「もっと聞きたいです」のような評価がもらえているのだと思っています。

しかし、何度も言いますが、これは特別なスキルではありません。

 

具体と抽象を行き来するスキルがあるから出来ているだけで、誰にでもこの才能・感覚はあります。

AMCという通信講座の序盤で

ナカムラショウ
ナカムラショウ
魅力的な男の条件に「分かりやすい話をしてくれる人」が入りますね」

という話をしているのですが、今回話しているSPECの具体と抽象スキルは人間的魅力をアップさせるための1つの方法でもありますね。

「リーダーのためのコミュニケーションスキル」と言っているのはそのためです。

 

・・・

 

はい。というわけで、Part.2の復習はこれぐらいにして、今回は続きのChapter.3を見てもらいましょう。

 

『THE SPEC』Part.3

必聴ポイント

  • 【崩壊】もし抽象概念がない世界だったら・・・
  • 抽象化(抽象的視点)とは?
  • 抽象的=分かりにくい?
  • 具体化(具体的視点)とは?
  • バランスの悪い人

etc・・・

 

Part.3では具体と抽象について更に深く言及していきます。

このスキルの重要性はあなたが一番理解しているはず。

 

コミュニケーションだけではありません。

目標達成や、会話や、時間管理などなど。

 

人生に必要な全てのスキルレベルを根底からあげるために必要な概念が「SPEC」なのです。

 

というわけで、Part.3も必ず視聴しておいてくださいね。

 

では、また。

 

 

 


 

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